お家の動物達は肥満になっていませんか?
 
まるまると太った姿の動物達は、なんとも可愛らしくいっぱい幸せが詰まっているようで癒やされますよね。でも、肥満は様々な病気を引き起こす原因になりますので、できれば早めにダイエットで適正体重に近づけましょう。
肥満が引き起こす病気としては、心臓病、糖尿病、関節疾患、肝臓病、尿路結石などすぐに症状が現れるわけではない病気ばかり。可愛いからと放っておくと、後々大変になってしまいますので、症状のない今のうちから少しずつダイエットを開始しましょう。明日からと言わず、今日から実践してみましょう♪
 
かわいいんですよね♪・・でも・・!
 
 
一般的に適正体重を15%以上超えると肥満と言われています。
10キロの子だと11.5キロ(1.5キロ)
5キロの子が5.75キロ(750グラム)
3.8キロの子で4.37キロ(570グラム)
以上になってくると肥満です。
こう書いてみると、意外とすぐにオーバーしてしまう数値ではないでしょうか??
たった750グラム?と感じますが、60キロの人で考えてみると、15%というのは9キロに相当します。それだけふえると手足にもかなりの負担がかかります。毎日9キロのおもりを背負って生活していると考えると、かわいそうに思いませんか?
 
太る原因は・・、ずばり摂取カロリーが多すぎることです。(人と同様です)
1日のカロリー必要量
・成人男子  2500キロカロリー
・成人女子  2000キロカロリー
・5キロの犬  350キロカロリー
・2キロの犬  180キロカロリー
人にとってはほんの一口のおやつのつもりでも、一日の必要カロリーが小さい動物たちにとっては、ほんのひと口がカロリーオーバーの原因になります。気をつけてあげてくださいね。
 
おやつを減らすだけで体重が減り始めることも多いです。家族のそれぞれが少しずつと思ってあげていても、ご家族全員分を合計するとかなりの量になってしまっていることも多いようです。いちど、それぞれがあげているおやつを一つの容器に入れてみて、1日にどれだけあげているかチェックしてみましょう。
 
そして一日にあげるおやつ容器を決め、1日量をその中に補充して、1日のおやつが規定量以上にオーバーしないように管理しましょう。同じように、ご飯も一日量を容器に入れて、その範囲内で分割してあげるようにすると、家族全員があげられる残量を確認できてカロリーオーバーを防げます。
ご飯を目分量であげたり、家族それぞれが適当にあげることも、いつの間にかあげる量が増えてカロリーオーバーする原因になります。家族全員でご飯の量の確認と、あげすぎないような工夫が必要です。
目分量はダメ
 
 
特別な減量用のご飯もあります。通常食を半分に減らしてしまうと、摂取できる栄養素も半分になってしまい体に良くありません。筋肉や内臓、骨を維持する為の栄養をしっかり取り入れながらダイエットするためには減量用の療法食がおすすめです。療法食ならカロリーを抑えながら空腹を感じないような工夫がされているので、空腹に耐えられない!ということも少なくなります。(人でも空腹を我慢するのは辛いし、ストレスたまりますよね。)できるだけ健康的にダイエットを継続していきましょう。
 
 
猫ちゃんの場合は、ゆっくりゆっくりダイエットすることが必要です。
猫ちゃんは他の動物と違って、急な食事制限をすると肝リピドーシスと言って肝臓に脂肪が沈着する病気になってしまうことがあります。急にダイエット用のご飯に変えて食べなくなると危険ですから、無理せずゆっくり食事を減量または変更していきましょう。
 
 
ダイエットをする時には、健康を害さないよう健康的に行うことが大切です。病院で獣医師と相談しながら食事量のアドバイスや食事変更を行いましょう。
そしてダイエット中は毎月体重測定にいらしてくださいね♪
毎月体重を測りながら一緒に頑張りましょう♪減量効果が目に見える形で確認できると、飼い主様も頑張りが継続しやすくなります。減っていなければどこがいけないのか、どこを改善したらいいのかを相談しながら進めていきましょう。
ダイエットもお気軽にご相談くださいね。
 
 
 



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