1歳までの仔猫さんの健康管理 |
生後1年間は、食事の管理やワクチン接種など、してあげなければならないことが多く、健康管理に重要な時期です。健やかな成長のために、これらのスケジュールをしっかり把握してあげてください。
赤色の箇所が飼い主様がしてあげなくてはならないことです。ご確認くださいね
生後2〜3週目 |
★耳が聞こえてくる
★乳歯が生えてくる
生後1ヶ月半 |
★乳歯が全部そろう
乳歯がそろえば、キャットフードをふやかさずにあげても大丈夫です。少しずつ、ふやかす時間を短くしていきましょう。
生後1〜2ヶ月 |
★フードを少しずつふやかさずにあげていく
★1回目混合ワクチン接種
ご家庭にネコちゃんを迎えるのは2か月目以降のことが多いです。既にペットショップさんやブリーダーさんの所で、1回目のワクチンを接種してあるケースがほとんどです。
生後2ヶ月半〜3ヶ月 |
★2回目混合ワクチン接種
1回目の混合ワクチン接種時期が早かった場合、さらに1か月後に3回目のワクチンを接種することもあります。1回目、2回目のワクチン接種証明書をご確認ください。(わからない場合、病院に証明書をお持ちください。こちらで確認後最適なワクチンプログラムをご提案させていただきます。)
★フィラリア予防(ご希望者)
ワクチン接種時期が5~12月であれば、フィラリア予防を開始しましょう。
猫ちゃんは、ワンちゃんほどフィラリアに感染しやすくないので任意ですが、最近は予防される飼い主さんが増えています。薬は、背中の皮膚につける薬ですので簡単につけることができます。(同時にノミ・耳ダニ・おなかの中の寄生虫である回虫を予防することができます)
生後3〜4ヶ月 |
★3回目混合ワクチン接種(必要な子のみ)
生後5〜6ヶ月 |
★永久歯が生えそろいます。
★永久歯の生え変わりのチェック
生後6ヶ月過ぎ〜 |
★ご希望の方には、避妊・去勢手術を行います。
⇒避妊・去勢手術に関しては、メリット・デメリットをお話しさせていただいて、初回発情前に実施させていただいております。
生後10ヶ月 |
去勢・避妊した子は、ホルモンバランスの変化から同じ量を食べていても太りやすくなります。どうしても体重が増えてしまう場合はごはんを去勢・避妊した子用のものに変えたり、ダイエット用のものに変えた方が良いですね。「あれ、なんだかムチムチしてきたぞ!」という方は、お早めにご相談ください。
生後1年〜 |
★混合ワクチン追加接種
★5月〜12月毎月1回フィラリア・ノミ予防←ご希望者のみ
以上が、ネコちゃんを飼っていくうえで、毎年必要になる予防処置です。
健康に過ごしていくために、忘れずにしてあげてくださいね。