予防医療 |
★各種予防ワクチン
①混合ワクチン
犬
5種・6種混合ワクチン・・お外に出ない子
7種・10種混合ワクチン・・お外に出る子
猫
3種混合ワクチン・・・お外に出ない子
5種混合ワクチン・・・お外に出る子
②狂犬病予防ワクチン(犬)
生後91日を過ぎた犬は接種が義務付けされています。毎年1回追加接種しましょう。接種することで自治体に登録されます(病院が登録代行いたしますので飼い主さまでの登録手続きは必要ありません。)
★フィラリア予防(犬・猫)
犬
毎年5月〜12月まで毎月1回予防薬を飲むことで予防できます。
毎年予防シーズンはじめに検査が必要ですので、予防開始前に一度ワンちゃんをお連れ下さい。
注射による一年の予防
また投薬が苦手で健康に問題がない子の場合、注射による1年間の予防も可能です。
注射による予防は頭数限定になりますので、ご希望の方は事前にご予約お願いいたします。
注射による予防は通常のフィラリア予防時期より早い開始になります。2〜3月ごろにお知らせのおハガキを送らせていただきますので、それまでにご予約お願いいたします。
猫
毎年5月〜12月まで、毎月1回首に薬液を塗布することで予防できます。
毎月の爪切り健康チェックとともに塗布することもできますし、簡単ですのでお家で塗布することも可能です。怖がりの猫ちゃんはお家でつけてあげるといいですね。
★ノミダニ予防(犬・猫)
犬
お外にお散歩に行く場合は予防してあげましょう。スポットタイプ(液体塗布型)とチュアブルタイプ(おやつタイプ)があります。効果や持続時間に違いがありますのでその子に合わせて選びましょう。
猫
お外にお散歩に行く場合は予防してあげたいですね。スポットタイプ(液体塗布型)です。
暖かくなってくるとマダニの活動が盛んになってきます。草むらに入っていくと顔周りに付くことが多いようです。野山に行くと付いてしまうイメージですが、意外と、身近な街路樹付近だけを散歩するような子にも付くことは多いです。今年は例年よりもマダニがついて病院に来られる方が多いようです。噛み付いて吸血されてしまった時は、無理に引き抜くと頭が残って皮膚炎をおこしますので、付いてしまったマダニを見つけた時はご来院下さい。
最近では、SFTS(重症熱性血小板減少性)という病気も、ダニから人に感染する事がわかってきました。これは、ダニの持つウイルスに人が感染して発症する病気で、致死率が非常に高く危険な病気です。石川県でも死亡例がでています。ダニが直接人の血を吸血して感染するのはもちろんですが、この病気に感染した犬猫から人へ直接病気が感染した例も報告されています。ノミダニ予防は、ワンちゃんネコちゃんのマダニを予防するだけではなく、人の病気の感染予防も兼ねています。この病気は一年中報告されておりますので、お散歩に行かれる方は一年を通しての予防が安心ですね。
★避妊・去勢手術(全身麻酔)
犬・猫
◉生後6〜7ヶ月頃に成長を確認して手術時期を決定いたします。
◉乳歯が残っている場合には手術時に抜歯します。
◉術前に血液検査で健康状態に異常がないか確認してから行います。
◉避妊手術は卵巣子宮全摘出術、去勢手術は精巣摘出術です。
◉避妊、去勢手術時の体内の血管縫合糸は吸収糸を使用します。2〜3ヶ月ほどで糸は吸収されて体内で消失するため、体内に糸は残りません。皮膚は非吸収糸を使用するため、術後10日ほどで抜糸が必要になります。
◉日帰り手術ですが、ご心配な場合は1泊お預かりすることも可能です。(入院すると緊張やストレスもかかりますので、当院では基本的にはお家で様子を見てもらっています。)
◉ 避妊手術・去勢手術どちらもできるだけエリザベスカラーはつけずにお帰りいただいています。(病院での様子や性格的に縫合糸を気にするこの場合はカラーをつけてお帰しすることもあります。カラーをつける子の割合は1割以下です。)
◉同時にマイクロチップの埋め込みも可能です。ご希望の方はお申し出下さい。