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健康診断はいつから? 犬や猫は7歳くらいから人間でいうと40代後半にさしかかってきます。 7歳になったら、そろそろ毎年の健康診断をしてあげるといいでしょう。では、それ以前なら必要ないのでしょうか?いいえ。体質によっては症状は特にないけれども尿に結晶ができやすい体質のこもいますし、肝臓の数値が高めのこもいます。これらの異常を早めに知ることができれば、それらに対する予防的治療を早期に開始し症状が出るのを抑えることも可能ですので、健診に早すぎる事はありません。 バースデー健診もできます 1歳の頃から誕生日ごとに毎年バースデー検診を受けられている方もいらっしゃいます。問題なければ、それが安心の「お守り」になってご家族様がとても穏やかに過ごせるそうです。ご希望の場合は毎年でもいいんですよ。(ただ、費用もかかりますから、こちらからお勧めはいたしません。) 犬や猫の1年は人間の4年に相当します。年に1回の健康診断も人間に換算すれば4年に1回の健康診断にあたり決して多すぎることはありません。 早期発見し早期に治療を開始してあげることで、少しでも長く愛する動物達と一緒に楽しいときが過ごせますように。それが私たちの願いです。 ![]() どんな症状に注意すればよいの? 特に以下のような症状が見られる時には7歳前でも検査をおすすめしています。 ・以前より大人しくなった(元気がなくなった) ・最近食欲が落ちてきた ・最近よく吐く ・お水を飲む量が増えた ・おしっこの量が増えた ・痩せてきた ・おしっこの回数が多い など、いつもと様子がちょっと違うかな?と思われる時には検査をしてみることをおすすめしています。 予約はいりますか? ●予約制(お電話でも結構です。当日の手術予約状況によっては、当日でも可能なこともありますのでご相談ください。) ●当日は午前10時ごろまでにご来院ください。お迎えは5時頃になります。 ●お迎え時に検査結果をご報告いたしますので、ご報告を受けられる方がお迎えにいらしてください。 ●当日は検便・検尿用の便と尿をお持ちください。お忘れになってしまった場合、後日お持ちいただいても結構です。取れたときに持ってきていただければその時に検査いたします。 検査項目は? ★一般身体検査 体重測定・体温測定・触診・聴診・体表リンパ節 姿勢、歩様、関節チェック 耳(耳鏡を使って、耳の奥に異常がないか確認いたします。) 歯(歯石、歯垢の沈着、歯周病、口内異常の有無などを確認いたします。) ★血液検査 年齢や既往歴から飼い主様とご相談の上、検査項目を決定いたします。 ★尿検査 試験紙(pH、タンパク、尿糖、ケトン、ビリルビン、潜血、ウロビリノーゲン) 顕微鏡での沈殿成分(結晶の有無、細菌、細胞成分)を検査いたします。 ★糞便検査 寄生虫(卵含む)の有無を調べます。腸内細菌のバランスについても確認いたします。 ★レントゲン検査 骨、肺、心、肝、脾、腎、膀胱など臓器の大きさ、位置、形のチェック、結石の有無などを確認いたします。 ★超音波検査 腹部臓器や心臓の内部構造を確認することができます。 検査料金 上記のような基本的な検査内容の場合、以下のような金額になります。 ★猫・小型犬(〜7キロ) 15,120円~ ★中型犬 (7キロ~20キロ) 18,360円~ ★大型犬 (20キロ~) 21,600円~ その他気になる症状等ございましたら、必要だと思われる項目・検査の種類をプラスした検査内容もごさせていただきますので遠慮なくお申し付けください。 ![]() |